
台北に香港の茶餐廳があるらしい
というちょっと違う形で最初に知ったのがここの名前でした。
萬芳冰室
香港に現在3店舗、そして台北にも3店舗展開中。
もともと香港のお店が台湾に進出という形なのですが、店舗数はすでに肩を並べている状況です。

今回訪れたのは元朗店。
週末午後でも待たずに座れたのですが、中心部分から気持ち歩いていくような立地のせいかもしれません。
逆に言えば駅前じゃなくても90%以上ガッツリ席が埋まる香港ってすごいかも。

ここは香港でも台湾でも店内の基調となるのはこの色。
浅葱色と表現するのが正しいかは定かではありませんが、店内が明るく爽やかな雰囲気になっています。
案内されたのは店内奥の卡位。
今は2人ですが、目の前に別の人が座るのは時間の問題でしょう。
ま、香港だから仕方ありません。


お薦めメニューは“いいね”マークがついていますので、初めての訪問でも安心。
といってもメニューの数がかなり多いので迷うのは必須なのですが。
こちらは特にお昼とか午後のセットがないので、基本食べ物と飲み物別々のオーダーとなります。
そういう意味では気持ちちょっと高くなるかもしれません。

特にお目当てがなかったなかで唯一試したかったのがこちら。
この佇まいがなんともレトロでしょう?
菜糕蛋
香港の昔ながらのゼリーなのです。

甘くないゼリーといえばいいでしょうか。
ゼラチンでというより多めの寒天で作ったようなしっかりとした固さも特徴です。
安っぽいプラスチックの入れ物から自分で出して食べるというのも、なんだか子供時代を彷彿とさせます。
その手がベタベタになるという点もね。



食べたいものが定まってなかったので、安っぽいメニューばかりですみません。
次回は“いいね”マークがあるのを頼みたいところです。

そして入った時から気になっていたのが空飛ぶアトム。
これはここ元朗だけなのか、それとも全店舗共通なのか。

お店に入るとこんな風に出迎えてくれます。

奥にパーテーションで区切ったような席があるので、ちょっと大人数でタイミングがあえば最高かも。
私はこういう場所に大人数で来る機会はなさそうなので無縁ではありますが。
最近できた懐古風ではなく、ここ新界地区では昔から親しまれている老舗。
目印はなんともレトロなこの一色ですよ。
萬芳冰室
元朗建德街35-55號時景花園地下10號舖
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