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鴛鴦茶餐廳 いんよんちゃ~ちゃんてぃん

香港ときどき台湾、日本。猫と共に三都物語。


by mangonaoko
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ワンコがニャンコと野菜を守る香港農場~有記農場

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香港は狭いということもあり、ちょっと足を延ばすと都会とは全く別の顔を見ることができます。
日本だったら軽く片道2時間とか、少なくとも前日には心の準備が必要な移動、
それが香港は30-40分で手に入るのですから、これも狭いという欠点に隠れた良さと言えるかもしれません。

実はこれが初めての新界上水。
ここ数年は水貨客などの増加などで正直イメージが良くなくなった場所のひとつ。
距離がある上に特別な理由がなかったので今まで1度も訪れることがなかったので、今回が本当に初訪問なのです。
東鐵線の上水駅から更にミニバスに乗り換えて10-20分。

はっきりした番地ではなく、河そば橋そば、というアバウトな情報だけで不安もありましたが、
何もないだけに逆に迷うことなく到着することとなりました。


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有記農場

農業と言うほどの規模はありませんが、香港にもあるんです、香港産の野菜や果物が。
そのほとんどが新界にあるため、街市などでは「新界」と表示されて売られている野菜もあるんですよ。
値段は多少高くなりますが、私も可能な限りこのような表示のある野菜を買うことにしています。

ちょっと前にある報道で知ったこの農場。
上水という距離がある場所ですが、なるべく早くに訪れてみたいと思った農場なんです。



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Facebookでこの週末から荔枝の直売も開始すると知って心が躍りました。
6月に入ってから街市にも並び始めた今が旬の、今だけが旬の荔枝。
深圳が有名で売られているもののほとんどもそうだと思うのですが、それが香港産となったら興味も尚更のこと。

農場に着いてすぐ目に飛び込んできた荔枝の樹。
よくよく考えてみたら樹を見るの初めてかもしれません。
正確に言うと実がなった樹ということになるでしょうけど。



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そして一番心動かされた理由がこれ。
ここは数年前から野良猫を助け去勢手術などをし、今では30匹近くがここで生活をしているそうなんです。
今でも外で生活しているので、半ノラ半家猫という感じでしょうか。



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見るだけで病気とわかるこの子は猫エイズにかかっているとか。
以前実家の猫で猫エイズの子がいましたが免疫力がないので他の病気にかかりやすいんですよね。
そして厄介なのがかかったら治りにくいこと。
空気感染や唾液感染などがないので他の子に移るリスクより、この子が他から病気をもらうリスクのほうが高い。

あいにく猫エイズ完治の治療方法は現在ないそうですが、でもこうやってご飯とお家があるのは幸せなこと。


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しかもお友達だってほらこんな風に。

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肥咕咕

一番人懐っこく、来る人にすり寄るようなまさに看板ニャンコです。


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あちこちらで休憩中。
でもさっきの2匹以外は見知らぬ人に対しては警戒心が強めの傾向。
完全な家猫じゃないので当然といえば当然のこと、そうじゃないと別の危険もありますものね。


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大丈夫ですよ、無理強いはしませんから。
お邪魔しています、ちょっと見学させてくださいね。


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この子は活発なのか、常に樹や棒の上によじ登っていました。
そんなに警戒することもない様子でしたが、このくらいの距離で止めておきましょう。


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週末は直売があるのでその時間に訪れたのですが、まだ全部収穫できていないとのこと。
自由に見学してください、というお言葉に甘えてグルリと散歩させていただくことにしました。
こんな環境日本でもなかなかない、子供の頃以来かもしれません。


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ジャックフルーツにマンゴや檸檬などの樹も。
これらは数が多くないので販売というほどではないのかも。


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敷地内に30本あるというライチの樹。
収穫時期ということもあり美味しそうな赤い実がたっくさん。

ライチが好きな日本の母に見せてあげたい光景です。


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一角では女性たちが収穫作業の真っ最中。
歩いているだけで汗だくになるような気温の、暑いなか本当にお疲れ様です。


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香港じゃないような長閑な光景。
日本というよりは台湾の田舎に来たようなそんな錯覚になります。
ニャンコも気持ちよさそうですね。


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あ、こんな場所にもニャンコ。
と思って見たら、なんと軒下には1匹のワンコが休憩中。

実はこの子はQQ糖というこの農場のワンコなんです。
ニャンコとも仲良しで、逆に言えばニャンコを守っている家族ともいえる存在。
なぜなら野良猫にとって野良犬というのは脅威的な存在、かみ殺されるケースは日常的に起きることですから。
でもこのQQ糖のおかげで今はそういう危険性もなくなったとか、ここはQQ糖の縄張りですものね。

暑いので会えないであろうと諦めていたのですが、こんな風に垣間見れてよかった。
優しそうな目してますでしょ。


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守ってもらっているニャンコがなんだか自由気ままに見えてきます。


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一回りして戻ると、一緒に茄子取りに行く?とお誘いが。
こんな風に収穫を見るのは子供の頃に福島の親戚の家に行ったとき以来です。
夏休み時などは朝にトマトや茄子を親戚と一緒に採りに行き、新鮮なものを朝食として食べたような。

あいにく血のつながりのある叔母が早くに他界したため、その後の行き来がなくなってしまったのですが。


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彼女曰く新界で作っている野菜は多くないので、街市で表記されているのが本当かは微妙とのこと。
残念ながら新界産と書けば私のように喜んで買う人もいますし、値段も高く出来るのでね。
また新界ではなく本地と書かれたものも多いのですが、それはイコール香港の可能性は低いだろうと。
広州あたりも含めて言うこともあるので、そのあたりのグレーンゾーンを見極めるのは難しいでしょうと。

まぁ産地表記にまつわる話はここ香港に限ったことではないですよね。
消費者は書いてるものを信じるしかないですから。
でも色々勉強になりました。


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プリプリの採りたて茄子。
そして久しぶりに見た短かったり曲がっている茄子。
キュウリとかもそうだけど、普通はそうですよね。

彼女も話していましたが、有機と書いて大きかったり色鮮やかだったりしたら疑ったほうがいいとのこと。
農薬を使わないでそんな風に育つことはないそうです。



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直売は午後3時からですが、全てのものが並んだのは4時頃。
馴染みの人は知っているのか、その頃になると何組かのお客さんがやってきました。
でも誰もいないほうがニャンコも自然体でいてくれるので、今回の待ち時間有意義に過ごせたと言っていいでしょう。

値段もFacebookに表記されているので明確。
現金の場合はおつりがないので、細かいのを用意していくのがマストです。



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広い敷地内に広がる緑豊かな農場。
でもその視線の先には高層ビルが見えるのですから、これも香港ならではの特別な光景。
別の角度からは近いということもあり深圳のビル群も手にとるような大きさで見えました。

準備が不十分で滞在中に蚊に30か所くらい刺されて途中気が狂いそうになりましたが(刺されやすいんです)
正真正銘の新界野菜、これから我が家の食卓の常連さんになりそうです。



有記農場
上水塱原濕地,雙魚河橋の向こう側
(直販は週末のみ、事前にFBで予告あり)




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【好評受付中】鴛鴦茶會(水彩イラストワークショップ)

【香港~7月】10:15~12:15
平日-佐敦 3日(二)12日(四)17日(二)31日(二)
週末-尖沙咀7日(六)14日(六)28日(六)

参加費:1回200HKD 2回390HKD 3回550HKD 4回700HKD
旅行中の方もご参加されていますよ!お待ちしております♪
(お申込みお問合せは watercolor.yuanyang@gmail までどうぞ)






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by mangonaoko | 2018-06-22 10:23 | 香港だより | Comments(0)