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鴛鴦茶餐廳 いんよんちゃ~ちゃんてぃん

香港ときどき台湾、日本。猫と共に三都物語。


by mangonaoko
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100年ここ中環でずっとずっと炒っています~奧林比亞接臣咖啡

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昔の香港を知る人であればこんな言葉を耳にしたことがあると思います。

香港で美味しい珈琲は飲めない。

お洒落なカフェが出来、こだわりの珈琲を飲めるようになったのはここ数年のこと。
スターバックスの香港上陸だって、実はそんなに昔のことではありません。
それではそれ以前はどうだったのか。
茶餐廳の珈琲に珈琲の美味しさを期待できないのは誰もが承知のこと、
ということでホテルのラウンジとかでやっと出会える、という感じだったとか。

まぁ、それは香港に限らず日本でも似たようなことが言えますけどね。

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その香港で100年近い歴史を持つ珈琲専門店。
当然のことながらイギリス植民地時代に設立ということですね。

中環の坂道の途中に、どちらかというと地味に佇む小さな店。
看板だって控えめ、隣のクリーニング屋のほうがよほど目立っているくらい。

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現在のオーナーは4代目。
初代は香港人でもイギリス人でもなく、エジプトの方だったとか。
なので店名にもある「接臣」はあちらの言葉の発音なんですって。

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決して広くはない店内は、飾り気のない質素な雰囲気。
豆の販売や卸だけということもあり、豆やら機材やらが所せましと置かれています。

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開業当時から使われているのでしょうか。
同じく90年を越えるというコーヒーミル、時間の経過を感じさせる色合いですよね。

イギリス植民地時代、ここ中環に多く住むのはイギリス人。
香港島と九龍でもはっきり分かれていましたが、特にここ中環は当時の中心部ですから。
その当時いったいどんな人たちがここで珈琲豆を注文していたんでしょう。
聞くところによると、政府機関や有名ホテルから注文が入っていたそうですよ。

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お洒落というよりは素朴という言葉が似合う老店。
日本だったらなんて表現するでしょう。
100年近い昔から経営している珈琲豆屋さん、昔だったらハイカラなんて言葉を使うんでしょうか。

入口近くに張られていた1枚の記事。
人情。咖啡

私も珈琲豆を購入しましたが、こういう小さなお店って何かしら交流がありますでしょ。
それは言葉が分かるとか珈琲の知識がどうとかとは関係ないこと。
別に特別愛想がいいオーナーではないのだけど、でも対面式で買うのって温かい。
しかも大手チェーンの店より安く買えるというのも嬉しいところ。

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飾らない店。
外に面するショーケースの中も、放置感を感じるディスプレイ。
(なんて定期的にメンテナンスしていたらごめんなさい)

飲みやすい味の珈琲豆、これならまた買いに行こうかな。
って思ったら必ずここの店に足を運ばなければいけない、他では売っていないんですよね。
それがいいのかな。
近所のスーパーでも買えたら便利だけど、それじゃなんだかつまらない。

奧林比亞接臣咖啡

ところで接臣ってなんて読むんでしょ。
今度エジプト出身の友人に聞いてみよう。聞いてもすぐに忘れちゃいそうだけど。



奧林比亞接臣咖啡
中環奧卑利街24號地下






【好評受付中】鴛鴦茶會(水彩ワークショップ)詳しくはこちら
(満席の日もあります、詳しくは上記リンクをご覧ください)

【香港~6月】10:30~12:30 
平日(佐敦) 13日(二)15日(四)19日(一)20日(二)
週末尖沙咀:11日(日)25日(日)

参加費:1回200HKD 2回390HKD 3回550HKD 4回700HKD
旅行中の方もご参加されていますよ!お待ちしております♪


【水彩ワークショップvol 12】
7月1日(土)12:00~15:00 東京恵比寿 満席になりました♡
7月2日(日)12:00~15:00 東京恵比寿

参加費:各日ともに4800円(材料題材費・お茶代・プチお土産付き)
※パレット・筆お持ちでない方は別途実費(700円)でご用意します。




by mangonaoko | 2017-05-25 09:49 | 香港だより | Comments(0)