見ても楽しい動物飲茶&上海蟹との旅~香港 鴻星 ~
2009年 07月 30日
また金魚ネタじゃありません。
先日大連の餃子をご紹介しましたでしょ。
見てください、こちら香港の飲茶の餃子です。
この繊細で透明感のある、プリプリのお肌♪
ホタルイカみたいな気もしないでも・・・それとも白いクリオネ??
彼らは「蟹将軍」、「蟹兄弟」じゃありません。
ほんとですよ!「蟹将軍」って名前なんです!
将軍の名前にワクワクして注文したら、こんな可愛らしい3兄弟・・・いえいえ将軍様たちが
おなりになりました。
そうそうもう時効ですのでお話しちゃいますが、以前香港から上海蟹持って帰ったことがあります。
生きた蟹ですよ、生きた上海蟹。
行きのキャセイの便で、親しくなったスチュワーデスさんから美味しい上海蟹の専門店教えてもらったんです。
そのとき「私もよく広島の両親に持って帰るの~~~~~♪」
これが私を100%勘違いの道へ導いたのです・・・・
でも持って帰れるって言ってた気が・・・・
しかも蟹屋の兄さんも「日本に持って帰る」って言ったら、普通にそれ仕様で梱包してくれたのに・・・
でも「知らない」って怖いです。
帰りの空港でのチェックインの際に聞かれましたよ、小さなダンボール指差し
「これは何?」 (あ、私普通に生きた蟹、預け荷物にしてたんですね・・)
普通に「上海蟹」と答えようとした恐ろしい私・・・・・・
が、上海蟹の英語も中国語も浮かばず・・・・・
で、ジェスチャーで蟹表現したんですよ。空港のカウンターで。
頭の横で 両手でチョキチョキ・・・・・・・蟹、カニッ!
人間「伝えたいっ!!」って思ったら、自分の年齢も 周りの目も気にならなくなるんですねぇ。
それを見たキャセイの兄さん・・・・・・・・・・・・・・・しばらく考え・・・「あ、お茶?」・・・・・・・・・・・
蟹を表現した私も私だが、それをお茶と言った彼もどうよ!
(え?私の表現不足?? これでも昔役者の勉強してたんだけど・・・・・・・・・・)
なにはともあれ、無事日本に運ばれることになった6パイの蟹たち・・・・
成田空港では、スーツケースと同様ターンテーブルから飛び出し、(箱の中でビックリしたでしょうに)
その後ガラガラ引かれて自宅に帰ったのです。
もうこの時点ですでに2泊3日ほど共に過ごした上海蟹たち、
箱を自宅で開けたら、元気いっぱい!(紐で手足縛られてるけど)
目もあっちゃう、キャッ可愛い♪
上海蟹もしばらく一緒にいると情が移るんですね。
「飼う??」と本気で一瞬考えた、さらにお馬鹿な私。
なので・・・・・鍋に入れるとは引き裂かれる思いです。生きてるんですよ!
私を目で追うんです(たぶん)「ママと離れるのいやだよ」って(涙)
でも、心を鬼にして 「えいっ!!!!」と蓋をしましたよ。
数分後・・・・蓋を開けたら赤く色が変わった私の上海蟹たち・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「美味しそう♪」
なんて薄情なんでしょうっ!!!!!人間って恐ろしい!!!!!!!!!!!
でも皆さん、生きた上海蟹は日本に持ち込めませんよ。
蟹に限らず生きた物はNGです。
でも私知らなかったんです、検疫のお兄さんごめんなさい。
でも、でも、生まれて初めて上海蟹(ってか甲殻類に)愛情を感じた貴重な体験。
ちなににその後・・・・・・・・・・・・・・一度も食べていません。上海蟹。
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by mangonaoko
| 2009-07-30 13:03
| 香港料理