重慶大廈のカレー大王
2009年 08月 30日
妖しげなブルーに包まれたこのレストラン。
イスタンブールでもなければ、トルコでもございません。
カメラの色を加工して撮ったわけでもありません。
肉眼でもこの色でした。
この不思議なレストランは
重慶大廈の中にあるインドレストランのひとつ
「新德里餐廳 The Delhi Club」
外国人のたくさんいる香港では
インドをはじめ、タイやインドネシアなど
本格的な料理を楽しめるレストランが数多くあります。
美味しいだけでなく、現地同様にリーズナブル♪
なので、時間があれば飲茶や広東料理以外にも
香港って食の楽しみ方が別にあるんですよねぇ。
たしか初めて重慶大廈のインドレストランに入ってのは
今から3年前・・・・・・・。
入り口に並ぶ両替所を通り過ると、かならず「どこに行く?」と警察官に尋ねられますよ。
「××のレストランに行きたい」などと答えると、
黒い髭がすばらしいお兄さんがエレベータまで案内してくれるので、まず迷うことはありませんのでご安心を。
「連れてかれる?」ってヒヤヒヤ感は少しありますけど・・・。
人が並んで待つこのエレベータ・・・・荷物を持った旅行者らしき欧米人や、大きい体のインド人に囲まれるので「・・・・・・・・・・・・・どこ??」と香港にいることを忘れられる魔法の数分間。
しかもどんなに人がいても、多少の不安感も与えてくれるミステリーな四角い空間。
何度乗ってもワクワクよりドキドキ感を感じさせてくれますよ。
この「新德里餐廳 The Delhi Club」、とっても評判の高いレストランなんです。
でもエレベータ降りても、入り口に看板ひとつありません。入り口の窓から青白い店内が垣間見えるだけです。
私達が行ったのは金曜の7時前でしたが、その後すぐに席が埋まってしまい、入り口は待ちの人であふれるほどの大盛況。なので入り口付近に座ると、少々落ち着かないかも・・・・。
まぁ、ここは香港。食べるほうも待つほうも、お互い気になんてしてませんけどねぇ。
今回は4人で行ったので、品数も多くオーダーできました。
バターやガーリック味のナンを数種
それからチキンやほうれんそう、ラムのカレーも数種オーダー。
評判のとおり、美味しいです!
でもねぇ・・・・・
店内本当に青いんですよ。
知ってます?青って人間の食欲を落とす色なんですって。
だから「青い」料理ってないでしょう?
子供の頃みたテレビ番組で実験してました。
青いスパゲッティ
青いハンバーグ・・・・・・
う~~~~~ん まずそう!!
ここの料理、青くないんですよぉ。
美味しいんですよぉぉぉぉ。
悔しいことに何枚撮っても写真が青いのぉぉ!
あんなに美味しくてモリモリ食べたこのチャーハン(ピラフか?)も 青いっ!!
でもナンやカレー、そしてこのチャーハン(ピラフ?どっち?しつこい?)を食べ満腹でも
たしか4人で300ドル程度。300ドルって日本円で4000円ないんですよ。
あれだけ本格的な味を楽しめて、インド人店員さんの笑顔を見れて(笑うと歯が白くてステキ)
帰りは階段で降りたから未知の2階も散策できて
帰りがけにナンとカレーを本当に手で食べてる兄さんたちにも遭遇し、
途中の雑貨店で踊るインド映画もチラ見できて
な~~~~~~んてお安いんでしょっ!
数年前に比べたら圧倒的に治安のよくなった この重慶大廈。
でも訪れるときはやっぱり複数でね。そして現地の人もまじえてね。
そして・・・・・あまり遅すぎる時間(レストランも閉店ですし)はやめましょう。
この小さな「念のため」さえ守れば、楽しいですよ 重慶大廈!本当に!
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by mangonaoko
| 2009-08-30 23:18
| 餐廳