幸せを包んで包んで・・・~包子と餃子
2010年 02月 14日
北京など中国ではお正月に餃子を作るのが習慣といいますよね。
大晦日の夜に何十個と作るとか・・・
そうそう中国語では「餃子を作る」ではなく「餃子を包む」と言います。
たしかに皮で包むものですものね。
こういう小さく表現を分けること中国語には多いですけど、「作る」よりも優しい感じで私は好きです。
香港にこういう餃子の習慣はありませんし、小麦粉が主食の北方と違って、餃子自体も違います。
北の中国語は小麦粉で皮を作るので、モチモチした厚い餃子が普通。
香港は飲茶にあるように透き通った皮の薄いぷりぷりな餃子が一般的ですよね。
たしか皮は小麦粉ではなく「浮き粉」で作るとか・・・材料が違うならあの違いも納得できます。
今日はお正月なので、包子と水餃子を作ってみました。
包子は買うのが当たり前で作るなんて頭になかったものですけど、初挑戦で。
小麦粉を自分の手で練って練って、生地にふくらみがあるのを感じて
蒸篭の中にある包子が少しずつ少しずつふくらんで大きくなっていく・・・・・・・・・・・
餃子のように皮で包まないけど、この包子・・・字のように本当に「包む」んですよね、気持ちを。
中国ではお正月に包む餃子に肉を使わないとか。
お正月は動物を殺しちゃいけないという理由で・・・・それをこの食事のときに知った私が包んだのは
はい、鶏肉の水餃子・・・・・・・・肉買ったのは昨日だからお許しあそばせ。
ちなみに日本と違い、餃子は主食になります。今日は包子もありますが、基本的に餃子は主食。
日本のように「餃子とライス」なんておかしいというのですよね。
スパゲッティとご飯とか、パンに餅とかそういう感じ?
でも多くないです?「ラーメンとライス」「パスタにフランスパン」「うどんと餅」・・・・ザ・炭水化物コンビって。
「餃子にご飯はおかしい」と言われ続けてるので、最近は私も主食にしていますけど。
小麦粉にちょっと手を加えて出来るこれらの品々・・・・
自分の手で包むその感じがなんとも優しくて、始終楽しく過ごすことができました。
「今年も良い年になりますように・・・・・・・・」と願いながら包んで包んで。
湯気とともに真っ白い幸せ頂戴しましたよ。
お帰りに鴛鴦茶餐廳スタンプ↑、ポチッと応援お願いします。目指せ初5ツ☆茶餐廳
謝謝光臨 請按這張記念郵戳
にほんブログ村
by mangonaoko
| 2010-02-14 20:48
| アジアの料理